こんにちは!potatoです
ゲーミングマウスを購入後、まず悩まれるのがDPI調整ですよね。
今回はFPSゲーマーとは切っても切れない縁である「DPI(センシ)」の特徴や調整方法など、DPIについて細かく知識を積んでもらいゲームで活用して貰おう!という記事となっています。
多分ほとんどの方が「DPIは多分これくらいでOK」と決めているかと思います。(筆者もそのうちの一人でした)
ですがもし、適切なDPI調整がFPSで良い結果を生む場合があったとすれば、調整してみたいですよねw
FPSゲーム歴10年以上のおっさんが簡単にまとめて記載して行きますので是非参考にして見て下さい。
ちなみにおっさんのDPIは1200ですよ!
あ、興味無いかw
この記事で分かる事
- DPIの基礎知識
- 一般的なDPI調整値
- DPIが及ぼすゲーム内影響について
- eDPIの活用術
- ハイセンシとローセンシの考え方
そもそもDPIとは?ゲームに何の関係があるのか
DPIとはDots Per Inchの略で、簡潔に言えば「マウスを動かした際、ポインタ―がどの程度動くか」を決める数値となります。
画面上でのDPI表記は「〇〇〇DPI」と表示されます。(〇の中には数字が入りますよ)
例えばですが、800DPIであればマウスを1インチ動かすとマウスポインターは800ドット分動きます。数値を増やせば早くなり、減らせばマウスポインターの動きは遅くなると言うことです。
実はこのDPIを調整することでゲーム内にも影響が出るので、FPSゲームの様な相手に標準を合わせるタイプの物であれば調整は必須級!
必須級に重要な設定でもあるのですが、最近のゲーミングマウスはDPI調整が細かく出来るものも多いので「いくつにしようかな」と悩まれることも多いでしょう。
ぶっちゃけDPIは好みだと思う!と言ってしまえばそれまでですが、調整するなら何かしら裏付けはあればうれしいですよね!
【結論】FPSゲーマーのDPIはどれくらいが妥当?
結論から言えば大半の方が「400~1600DPI」で調整しています。
僕の場合は1200DPIですので部類的には「ハイセンシ」と言われる調整ですね!
プロゲーマーの場合ですと約9割の方が400~800DPIですので、その間で調整するのが一般的であると言えます。
とは言え400~1600DPIと言われても幅がありすぎて良く分からないと言う方が大半かと思います。
「俺は感覚派だ!早く調整してゲームをしたい!」と言う方はプロゲーマーなどが使っているマウスやDPIを公開している例も多いので、気になる選手が居ればその方をググって調査し、試して見るのも良いでしょう。
あながちこの対策での調整方法は強いプレイヤーと同じ設定と言えるので、理にかなっていますし適当に調整するよりはマシだと思います!
独自に合った調整がしたい!と言う方は次に細かな説明を加えて解説して行きます。
物事は感覚派と理屈派に分かれるよね。
もちろんどちらも大切にして行きたい感性だけどハイブリッド型の方が得するかもしれませんので次にDPIについてもう少し掘り下げて説明加えて行きます!
DPIが及ぼすゲーム内への影響について
そもそも何故マウスのDPIを調整する必要があるのか?
ハイセンシ(高いDPI)とローセンシ(低いDPI)の違いって、感覚的には分かってもゲーム内での影響など詳しいことは良く分からない!と言う方も多いのでは無いでしょうか?
実際マウスのDPIを高くしようが低くしようが「ゲーム内感度で調整できるでしょ?」と思うのが一般的な考え方ですよね。
実は物事はそう簡単でも無く、DPIによってゲーム内でのAIM調整は大きく変わってくるのです。
例えば400DPIの方と1600DPIの方が居たとしましょう。
どちらの方がゲーム内でより滑らかなで精密なAIMが出来るか?と言うと後者である1600DPIとなります。(図を使って説明します)
上記の図は400DPIと1600DPIをゲーム内感度で同じ振り向き距離に調整し、実際にマウスを同じだけ動かした際の動きのきめ細かさを表しています。1600DPIの方がきめ細かいですよね。
ですので、DPIは高くすれば高くするほどゲーム内でのAIM精密度は増し、滑らかになる特徴を持っています。
逆にローセンシの場合は極端な話「カクッ、カクッ」と画面上ではコマ送りの様な状態となります(極端に話していますので実際はそこまでカクカクしません)
ですのでマウスコントロールに自信がある方であればハイセンシの方が有利になる事は間違いないと言えるですね。
滑らかなAIMを求めているならハイセンシがお勧めですよ!
ただし1600DPI以上上げると「ネガティブアクセル」や「カーソル飛び」が発生するかもしれないのでMAXでも1600DPIにして置きましょう!
- ネガティブアクセルとは:素早くマウスを動かした際、マウス自体がその動きを読み取れず、カーソルが実際狙った場所まで進まない事。
- カーソル飛びとは:素早くマウスを動かした際、カーソルが一瞬消える現象。
※現在のゲーミングマウスは高性能なので、高DPIでも上記の様な不具合は起きにくいと言われています。
【覚えて得】eDPIを理解しよう
eDPIとはなんでしょうか?難しく考えず簡単に解説して行きます。
答えは「現在のeDPIを知ることで、マウスのDPI変更時にゲーム内感度を合わせることが出来る数値」となります。
DPIをいじくる際やマウスを変えた時などeDPIを知っておくとゲーム内調整が楽になります。
eDPIの計算方法
- マウスのDPI × ゲーム内感度 = eDPI
例えばAPEXの場合ですと、僕の場合マウス感度が1200DPIでAPEX内ゲーム感度が1.2ですので答えは「1440eDPI」となります。
マウスDPIを800にする時はゲーム内感度を1.8にすれば同じと言うことです。
今回の例の計算方法は「1440÷800=1.8」となります。
これを知っておくことで別のマウスを使う際やDPIをいじくる時など簡単に調整が可能なのでお勧めですので覚えて置きましょう!
ゲームタイトルによってはめっちゃ細かくゲーム内センシを変更できるものもあるので覚えて損はないですよ。
何故プロゲーマーには低いDPIが多いのか?その理由を考えてみた
前述でeDPIについて記載しましたがプロゲーマーなどが400~800DPI前後で調整している理由は、eDPIが調整しやすいからだと思います。
DPIの数値が低ければ更なる微調整が可能です。
DPI微調整
- DPI400の場合:400×0.45 = 180 eDPI
- DPI400の場合:400×0.46= 184 eDPI(差は4 eDPI)
- DPI1600の場合:1600×0.45= 720 eDPI
- DPI1600の場合:1600×0.46= 736 eDPI(差は6 eDPI)
※VALORANTの感度設定で計算、ゲーム内感度を0.01上げた時のeDPI数値
この様に高DPIと比べると低い方がeDPIの微調整が可能なんです!
人によっては誤差と思うかもしれませんが、少しでもずれていると気持ち悪いですよね(僕だけかもしれませんが)
理由としてはその他にも「マウスの応答速度に支障が出ない様に(基本的にDPIが高すぎなければ有り得ない話)」「アイテムを漁る時やMAPを開く時のポインターの速さ」「オフライン大会で指定のマウスを使う場合等」など考えられます。
ハイセンシの方が強いけど、あえてローセンシにしているのは他にも何か理由があるんだろうね。
結局の所、ハイセンシとローセンシどっちが良いの?
ハイセンシとローセンシのどちらが良いのか?
答えは実際に自分でハイセンシとローセンシを試して見ないことには分からないと言うのが結論です。
現在ローセンシでプレイしているのであればDPIを上げてみてAIMはどうなのか?逆も叱りです。
今までDPIは低くしてたけど高くしてから敵に当たるようになった!なんて事も良くある話ですので、まずはeDPIを算出してDPIをいじってみて下さい。
きっと自分なりに気持ちの良いDPIが見つかるはずです。
人によってゲーム環境が違うから結局の所「400~1600DPIで調整しよう」しか言えないんですよねw
今まで400DPIだった人が1200DPIにしたら良く弾が当たるようになったなんて話良くある話なので是非試して見て下さい。
DPIの調整方法はマウスによって違う
メーカーにもよりますがマウスのDPI調整は出来るものと出来ない物があるので注意しましょう。
安いものだとDPI調整が出来ない物もあります。
DPI調整が出来る物の中には「固定のDPIをボタンクリックで変更できる物」と「ドライバーソフトで細かく調整できる物」がありますので覚えておくと良いですね!
もちろん後者であるソフトを使った調整の方がより自分好みのDPIに出来るのでおすすめです。
あまり興味ない方の場合は固定DPIのクリック型でも問題は無いでしょうけどw
ですがFPSゲームをする上でマウス検討の際は必ず微調整が可能なのか?を念頭に検討するのがベストだと思います。
Logicoolなどのゲーミングメーカーであれば必ず詳細が記載されていますので見て置きましょう。
DPIと調整幅、応答速度(Hz)は必ずチェックだね!
【まとめ】DPIの知識を活かしてFPSを楽しもう!
DPIまとめ
- DPIは400~1600程度がお勧め
- 現在のeDPIを計算し、マウスDPIを変えてみよう
- マウス購入の際はDPI調整が出来る物がお勧め
DPIについて多少は理解が深めたのでは無いでしょうか?僕は楽しくてしょうがありませんw
今回はFPSゲーマーがDPIを理解し、よりゲームが楽しくなるようにと思いシェアさせて頂きました。
尚、マウスに関して言えばまだまだ深掘りすれば色々出てくるのですがさすがに読むのも疲れてしまうかと思いますのでこの辺にしておきたいと思います。
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